なっちゃんの勝手につぶやいてます　ひとこと

ひとこと

「ひとこと」が響くときもあるよね。

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毎度のごとくの配達帰り、またまた正人さんと遭遇。

行ったほうがいい？
そうだねぇ

じゃ、回ってくるね

これまた前回とほぼ同じ台詞で、正人さんのお部屋に戻る。

鍵がかかっていない玄関ドアを回したら（私が直ぐ来るから開けておいてくれた）、正人さんお着替えの真っ最中
（襲えばよかったかしら？(笑)）

イテッ！
どうしたの？

もう、腰が痛くて。
久々に歩いて帰ってくるのが辛かった。

マッサージしようか？
いや、今は触られるのもしんどい。

シップは・・・・・貼るならお風呂の後か。
そういうことだ。

ササっと容器を回収して、座り込んでる正人さんのそばに行く。

今日は負担かけちゃダメね。
そう言って、体重掛けないで首に手を回して、頬を寄せる。

申し訳ない。
別に私は構わないわよ。

じゃぁ、帰るね。
動かなくていいからね～
おやすみ。
(^^)/~~~

そうして、部屋を後にする。

正人さんの『申し訳ない』って言葉が、妙に心に響いた。
ああ、この人って私の欲しいものを理解してくれてるんだなぁって感じたから。

ちょっと甘えられればゴキゲンなのよね＞私
それを今日の正人さんは叶えられない・・・だからこその言葉なんだと思うから。

痛くて辛いのは正人さん自身。
そんな時に、ベッタリされたら『やめてくれ！』ってなる可能性だってある。
（もちろん、私だって痛くならないように触れているけどさ）

そこで、相手を気遣った言葉が出せるってことに、素直に感動した。
感動して、そして、その相手が私であったことに対して、嬉しく思った。

少しは好意を持って貰えてるらしいぞ！(笑)

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ごちそうさまでした(笑)。